第3回 顎顔面口腔育成研究会 学術大会 2日目に参加してまいりました 佐藤歯科矯正歯科医院

本日は先日に引き続き学術大会の2日目でした!
 本日のメインの講演は、顎顔面口腔育成研究会の代表の三谷寧先生の講演です。
 子どものための矯正治療の研修会ですが、今までの矯正治療というと”歯並びを改善する”というのが主な内容でした。
 しかし、簡単に言うと、”これからの矯正治療はそれだけではいけない”ということで出来たのがこの研修会です。
子どもに矯正治療を行う本当の目的は、歯並びの改善はもちろんのこと、子どもの矯正治療を通して呼吸の改善や顔のゆがみなどの改善をさせるという本当の意味での健康を目的とした矯正治療に変わりつつあります。
 子どもの歯並びが悪くなる根本的な原因として、呼吸の問題(気道閉塞など)や舌の位置の問題などがございます。
 そもそもなぜ歯並びが悪くなってしまったのかという原因を知らずに歯並び治療をしてしまうことが多くございますが、これからの矯正治療はそうではいけません。
 例えば、呼吸の問題で歯並びが悪くなったのであれば、そこを改善しながら歯並び治療をしていかなければいけません。
その際、もし歯並びの改善だけを目的に矯正治療をしてしまうと、せっかく綺麗に治療をしてもすぐにまた以前のような歯並びに戻ってきてしまう可能性がございますし、呼吸の改善をしないまま矯正治療をしてしまうと今話題になっている大人になってからの睡眠時無呼吸症候群になってしまう可能性なども出てきてしまいます…
 つまり、呼吸の問題で歯並びが悪くなっているのであれば、そこを改善させながら歯並び治療が出来るような機能矯正治療などを行いながら治療をする必要がございます。
 この研修会を受けることで、改めて当医院が行っている子どものための機能矯正治療の良さを学ぶことが出来たのと同時に、さらによりよい治療が出来るような気づきをいただけました。
 これからも健康な子どもの顎口腔系を保っていくお手伝いが出来る様に、今だけの知識にとどまる事をせず、日々進歩できるように頑張って行きたいと思います。
 最後までご覧いただきありがとうございました。

佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)

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