10月31~11月3日の4日間を使って、日本のインプラント治療の先駆者と呼ばれる小宮山先生の研修会に参加させていただきました。
小宮山先生に修了証をいただきました
インプラント治療には手術室が不可欠であると感じました…
インプラント治療は手術と同じです。そのため、小宮山先生の医院では大きな病院にあるような手術室が完備されており、そこですべてのインプラント治療が行われていました。
手術室で行う最大の理由としては、やはり”感染”というリスクから守るためです。インプラント本体と骨がくっつく(オッセオインテグレーションと言いますが…)などのために感染をなるべく避けて治療が行われなければなりません。
もし、感染が起きてしまうと上手く骨とインプラント本体がくっつかなく脱落してしまうことになってしまいます。
また、それだけではなくインプラント行う歯科医師としてきちんと手術室を持ち、きれいな治療をするという”意識の高さ”を感じることができました。
インプラント治療の成功のカギは”感染”と”力”…
インプラント治療の大敵は”感染”というお話をさせていただきましたが、同じように”力”のコントロールも必要になります。そして、”力”とは咬み合せを意識した治療のことです。
私は常々、歯の病気は”感染”と”力”からなっていますとお伝えしておりましたが、インプラントにおいても同様でした。
やはり、いくら感染のリスクを下げて治療したからといって、咬み合わせが悪い状態でインプラント治療をしてしまっては失敗に終わってしまうそうです。
どんな歯科治療においてもそうですが、咬み合わせに対するきちんとした知識は不可欠なのです。
インプラント治療に代わる入れ歯治療…
当医院ではインプラント治療には抵抗がある、他医院でできないと言われたといった方々が、それに代わる入れ歯治療をされたいと思われて多くご来院いただきます。
そんな患者様のお役に立っていければと思うと同時に、小宮山先生と同じような設備と知識を持ち、技術的にも近づけるようにインプラント治療についても学んでいければと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院
(宮城県 仙台市 岩沼市 亘理郡)