東京は御茶ノ水にて、毎月参加させていただいている機能矯正研修会に本日参加させていただきました。
今回の研修は機能矯正でもリップバンパー、バイオネーター、ツインブロックという矯正装置の研修でした。
例)バイオネーター
機能矯正という治療法は、成長に合わせた顎の成長、口呼吸から鼻呼吸の改善を考えながら、歯並びをより自然に治療していく方法です。
お口の中に機能矯正装置という基本的に取り外しの出来る装置で歯並びを良くしていくのですが、装置が歯を並べていくわけではありません。あくまでも装置は、お子さんのお口の周りの筋肉や舌の力で歯を並べられるように手助けをしているだけですので、より自然な歯並びになってまいります。
また、子どもの歯並び治療をするには5歳~12歳がとてもいい時期です。その期間ですと、顎の成長まで考えて歯並びを治療することが出来ますので、矯正のために歯を抜かなければいけないという可能性が格段に低くなります。
5歳~12歳における機能矯正治療の特徴をご説明させていただくと…
・痛くない
・取り外しが出来る
・顎の骨の正常な成長を期待できる
・使うのは夜寝るときと日中の2時間だけ
・お口の中を衛生的に保てる
・はめていると唾液が出て、むし歯になりにくい
・口呼吸から鼻呼吸への改善
・呼吸の質の改善(睡眠障害の改善)
・アデノイド肥大の改善
・扁桃腺の腫れの改善
・抜歯をしないで矯正ができる可能性が高まる
・唇の乾燥の改善
など様々な利点があります。
欠点は、ただ一つです。
“きちんとはめてないと治らない”という点です。
この矯正治療はお口の中に入れっぱなしの矯正とは異なり、お子様とご両親の協力が必要になってきます。
歯並びが悪いことが睡眠障害を引き起こし全身の健康や成長を阻害することがございますので、早いうちにお子様の健康や成長を考えた歯並び治療をしたいと思われましたら一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。