6月3日の毎日新聞で、歯周病が動脈硬化を引き起こすという仕組みを、愛知学院大の松原達昭教授(循環器内科学)らの研究チームが実験により実証したというコラムが載っておりました。
松原教授は、
「命を守るためにもしっかり歯磨きを」
と話をし、
「今後、歯周病予防はますます重要になる」
と説明されておられました。
参考:歯周病の予防と治療 ”第6話 歯周病と心疾患の関係”
歯科医師ではない立場の方からこのように言っていただくのは本当に大切だと思います。
今迄のような歯しか診ない歯科医師ではなく、全身をみながら顎口腔系(お口の中やその付近)をみることができる歯科医師が今必要とされているのではないかと思います。
顎口腔系の全体のバランスを整えるためには、歯周病治療だけできる歯科医師、矯正治療だけ出来る歯科医師、入れ歯治療だけできる歯科医師ではいけません。歯周病や矯正や入れ歯などを包括的に学んで治療できる歯科医師でなければならないと思います。
当医院では技術や知識を限定せずに、歯科の病気に関わる”感染と力”の知識や技術を軸に、様々な分野の歯科治療を学んで歯科における全体的な予防から入れ歯や歯周病治療などの包括的な治療をさせていただいております。
今の状態はどこの歯科医院に行けば治るのか分からない方がいらっしゃいましたら、一度ご相談いただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。