IPSG包括歯科医療研究会”ドイツ最先端義歯とインプラントの融合”  20周年記念学術大会 佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)

 4月27日に開催されたIPSG包括歯科医療研究会の20周年記念学術大会に佐藤歯科矯正歯科医院の2人いる技工士のうちの新人技工士も連れて参加してまいりました。
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 ドイツのチューリンゲン大学の歯学部長のDr.ヴェーバー教授をお迎えして、ヨーロッパの最新の入れ歯治療についての研修会でした。
 当医院の入れ歯治療は医療先進国ドイツで行われている入れ歯治療です。20年前にこの技術に知り合ってから、今までの日本のバネの付いた入れ歯はなるべく行わない様にしております。
なぜかと言いますと、以前のブログで江戸の医療をご説明しましたが、江戸時代にあった入れ歯もバネが使われているくらい古くから使われているようなまったく技術的な進歩がない治療は避けたいと思っているからです。やはり、さまざまな分野では技術的な進歩がありますので、歯科の分野だけ進歩がないのはおかしいのかと思います。
 以上から、当医院では残っている歯をできるだけ残して、見た目や使用感に違和感なく入れ歯ができるドイツ式入れ歯を採用しております。
 そのドイツ式入れ歯とインプラント治療が融合した治療がヨーロッパでは最新の医療となっております。今回は融合した治療の例などを踏まえで研修を受けてまいりました。
 この研修会を通して、当医院の入れ歯治療は世界基準と比較してそこまで劣っていないと感じました。しかも、当医院で行っているコーヌステレスコープ(コーヌスクローネ)、リーゲルテレスコープ、レジリエンツテレスコープなどはすべて当医院の技工士が作製できます。そのため、作製から修理まですべて当医院で出来ます。
当医院は田舎にある歯科医院ではありますが、東京にある歯科医院以上の技術を提供したいという思いで今もなお毎週のように研修会に東京に行っています。今回の研修会に参加して世界の入れ歯治療に変わりない治療を提供できていることに本当に嬉しく思いました。
ドイツではバネの付いた入れ歯はもうまったくありません。基本的にはアタッチメント入れ歯、テレスコープシステムによる入れ歯治療がメインとなっています。
 今回はインプラントとドイツ式入れ歯を融合したすばらしい治療を学びましたが、当医院ではインプラントが怖くてできない、全身疾患がありインプラントできないといった、インプラントが出来ない方に、それと同じように良く噛めて見た目も綺麗な入れ歯治療を提供したいと考えておりますので、インプラントとの融合は当医院では考えておりませんが、融合するとインプラント治療もさらに素晴らしい技術になると確信はいたしました。
 研修後の懇親会では、Dr.ヴェーバー教授と楽しく過ごさせていただきました。
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  左から、Dr.ヴェーバー教授 稲葉繁元教授 佐藤孝明 佐藤孝仁
 また、昭和大学の歯科理工学の教授であり歯学部長である宮崎隆先生とは私が大学のときから親しくさせていただいております。今回の学術大会でもとても分かりやすい講演をしてくださいました。宮崎先生はとても気さくな方で、写真を撮る時も笑いが絶えませんでした!!
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      左から、宮崎隆歯学部長 佐藤孝仁
 今回の学術大会も懇親会も楽しく過ごさせていただきました。これからもヨーロッパの最新の入れ歯治療を提供できるようにこれからも学んでいき、田舎でも都会以上の治療が受けられる歯科医院と言っていただけるように頑張っていこうと思います。
 インプラントは怖いと諦めている方がいらっしゃいましたら、どうぞご相談ください。入れ歯でも入れ歯のようではないしっかりとした治療ができますので安心してください。
 

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