今日は実習2日目で、本日は9時から研修開始です
昨日は型取りを行うところまで研修をしいましたので、今日は”噛み合わせをみる咬合器”に模型をつけるための2つの研修をしてもらいました。
①フェイスボウ
②中心位での噛み合わせの記録
昨日ご紹介しましたが、フェイスボウというのは、頭に対して上アゴがどこにあるのかということを記録することで、これをもとに咬合器に上アゴの模型を付けます。
※フェイスボウの記録をもとに、上アゴの模型を咬合器に付着
咬合器に上アゴが付いたのち、中心位での噛み合わせの記録を用いて下アゴを咬合器に付着して行きます。
※中心位というのは簡単に言うと、リラックスしているときの噛み合わせと離解していただければいいかと思います。
※中心位での噛み合わせの記録
※噛み合わせの記録をもとに下アゴを咬合器に付着
※上と下の模型を咬合器に付着し終わったところ
初めて咬合器を触ったという先生から、再確認のために受講されている先生までいらっしゃり、とても有意義な研修になったと思います。
こういった実習を通して、少しでも多くの歯科医師の先生方が噛み合わせの診断で咬合器を使った診療をされる歯科医療になればいいなと強く思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)