ある本の中に米山武義先生が書かれている「高齢患者さんの歯周病治療は、局所だけでなく、心身全体を診よう!」という記事がございましたので少しご紹介いたします。
そこには、その時だけ良くなるというような歯周病治療ではなく、きちんと全身の健康を把握して長期的に良好な状態を保つ歯周病治療が必要であるというようなことが書かれておりました。
現在、特に高齢の方の場合、約80%の方が全身疾患を持っていると言われております。そして、最近では歯周病と全身疾患の関係についてもいろいろとテレビや雑誌等でも言われてくるようになりました。
つまり、これからの歯周病治療やそれ以外の歯科治療においても全身の健康状態を把握するということが、安全かつ確実な治療を行える第一歩になると思います。
歯科医院はコンビニ(コンビニエンスストアー)の数だけあると言われております。コンビニはどこに入ってもある程度同じ物を提供してくれますが、歯科医院の場合は違います。
歯科医院の場合は、院長や先生の“歯科に対する考え方”や“技術”や“学びの度合い”で治療のやり方や精度がかなり変わってきます。
当医院では歯周病治療はもちろんの事、それ以外のすべての歯科治療においても、局所だけでなく心身全体を診た診療をすることを心掛けております。
その例として、もちろん希望者に限りますが、当医院では治療前に60項目からなる血液検査等も実施しております。看護師の先生に来ていただき、きちんとした検査機関に依頼し、その結果をきちんとご説明するという事をさせていただいております。そして、何かそこで問題がありましたら、適切な機関へご紹介いたします。
このように一時的な歯周病治療ではなく、本当の意味で長期的な全身の健康を考え歯周病治療や歯の治療を行いたいとお考えでしたら、一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。