今回は入れ歯の悩みの1つでもある、“食事中などに入れ歯が浮いてしまう”というお悩みについてお話したいと思います。
保険の入れ歯などでバネの付いた入れ歯をされている方の場合、食事中に入れ歯が浮いてしまうので、食べカスが入れ歯の下に入って痛いなどが良くあるかと思います。
入れ歯を支えているのはバネのかかっている歯の部分のみですので、食事のときにかかるご自身の体重くらいの力に耐えることが出来ずに入れ歯が浮いてしまったり、噛み合わせが悪いことにより入れ歯が浮いてしまったり、粘膜と入れ歯の床と言われる部分との適合が悪いことにより浮いてしまったりしてしまいます。
他にも入れ歯が浮いてしまう原因はありますが、基本的に“噛み合わせ”、“床と粘膜との適合性”、“入れ歯を支えている入れ歯の設計”のバランスが崩れているような不安定な入れ歯ですと入れ歯が浮くというようなことが生じてしまいます。
理想を言えば、食事をしていても、会話中も、大きなお口を開けても入れ歯が浮かないことが理想です。
しかし、入れ歯は浮くものだと諦めている方が多くいらっしゃるかと思います。
確かに、金属やプラスチックで出来たバネのある入れ歯ですと、入れ歯を支える上で限界があり、どうしても浮いてしまうということがあるかと思います。それは先ほどご説明した、”入れ歯を支えている入れ歯の設計”と”噛み合わせ”や”床と粘膜の適合性”に問題があるからです。
浮かない入れ歯を作製するには…
1.噛み合わせを考えた入れ歯治療をする
2.精密な型取り
3.入れ歯を支えられるような入れ歯の設計をする
この3つの点が非常に重要です!
この3つの点を意識した入れ歯治療でなければ、何度調整をしてもまた入れ歯が浮き上がってきてしまうということをどうしても繰り返してしまいます。
そのため、当医院で行っているドイツ式のテレスコープシステムによる部分入れ歯治療はこの3つの点を意識した治療となっております。
1.噛み合わせをみる半調節性咬合器という機器で入れ歯を作製
2.何度も行う精密な型取り
3.医療先進国ドイツで開発された部分入れ歯治療
残っている歯を用いて入れ歯をしっかりサポートするような入れ歯の設計になっておりますので、バネの付いた入れ歯のようにパカパカと浮くことはほぼございません。
食事中や会話中に、入れ歯が浮いて困っている、インプラントに変わる入れ歯治療をお探しでしたら、一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。