佐藤歯科矯正歯科医院の院長は佐藤孝明ですが、私、佐藤孝仁(息子)はIPSG研修会の理事とインストラクターをさせていただいております。
院長とは父と子という関係以上に、歯科医師としてともに成長させていただいておりますので、一緒に研修会に行き学んだりもしますが、お互いが行っている研修会の話を相互にしあい知識や技術の確認や新しい情報の交換などを行い、切磋琢磨させていただいております。
先先日、先日も研修会に参加してきましたが、本日はIPSGという研修会で顎関節症の治療の実習セミナーのインストラクター参加しました!
IPSGは元日本歯科大学の教授の稲葉繁先生が代表の研修会です。稲葉繁先生は医療先進国ドイツの歯科医療を日本にもちこんで実際に診療されているのと同時に、多くの先生方の教育を行っています。
私は現在、佐藤歯科矯正歯科医院で行われているドイツ式入れ歯(テレスコープ義歯)の第一人者の稲葉繁先生の稲葉歯科医院で勤務させていただいております。
私も稲葉歯科医院で多くの顎関節症の患者様を担当させていただきましたが、顎関節症になる根本的な原因は噛み合せにあります。日本では顎関節症と噛み合せは関係ないとされていますが、ドイツなどでは噛み合わせを考えた治療をきちんとされています。
また、顎関節症になる方のタイプは2種類に分かれます。
①歯並びが悪い場合(または以前歯並びが悪くて無理な矯正治療をなされた場合)
②色々な歯科医院で色々な虫歯や歯周病や入れ歯治療をたくさんなさった場合
大きく分けてこの2つの場合が本当に多いと実感しています。
では、解決策は何かと言いますと、
①では、根本は子どものころの悪い歯並びを機能矯正治療といって、ご自身の筋肉の力で歯を並べる歯並び治療をすることが本当に大切です。成人で悪い歯並びにより顎関節症になってしまっている場合はかなり大変な治療になってくる場合もあります。
②では、噛み合わせを調べる咬合器という器械で診断し、噛み合せのバランスを整えていく治療をしていけば改善されていきます。
どちらにせよ診断をきちんと把握していければ解決策がございますので、一度相談していただければと思います。
さてさて、話は本題に入りますが、本日はその噛みあわせを診断するための咬合診断という実習のインストラクターをしてきました。
13時~18時まで休憩なしで研修がありましたが、多くの先生方が真剣に受講されていて、多くの質問がでていい研修会になりました。
明日は今日行った診断をもとに治療をしていくという研修になります。多くの先生方はもう、明日が楽しみで仕方がないという感じでした!
私もそうですが、明日は多くの先生方により学んでいただけるように頑張っていきたいと思います。