コーヌステレスコープ(別名:コーヌスクローネ)は日本式とドイツ式がございます。
ちなみに、当医院で行っているのはドイツ式のコーヌステレスコープです。
日本の歯科医師の多くの先生方がご存じなのは、日本式コーヌステレスコープです。
今もなおドイツではテレスコープシステムという部分入れ歯治療が行われていますが、数十年前に間違った入れ歯の作成方法が日本中に広まってしまいました。
そのため、コーヌステレスコープの事をインターネットで検索されると、デメリットとして、歯の神経を抜かなくてはいけない、残った歯が1本ずつすぐにダメになる可能性があるなどと記載されている記事を見かけますが、それはすべて日本式の間違った作製方法により治療されたものです。
120年前からこのコーヌステレスコープのような部分入れ歯でドイツでは進化・改良させながら今日もなお治療されており、ドイツ本来の作製方法で治療されております。最近ではインプラントとテレスコープシステム(コーヌステレスコープ・リーゲルテレスコープ・レジリエンツテレスコープなどをまとめた総称)の融合がドイツでは行われ始めてきております。
本題に戻りますが、日本式のデメリットとされているような歯の神経を抜かなければいけないとか、すぐに残った歯がダメになっていくということは、正統派のドイツ式コーヌステレスコープにはありませんのでご安心ください。
当医院では20年もこのドイツ式の正統派テレスコープシステムにより部分入れ歯を作製させていただいておりますが、多くの患者様に喜んでいただいております。
このドイツ式の正統派テレスコープシステムによる部分入れ歯を教えている日本の先生はIPSG包括歯科医療研究会 代表の稲葉繁先生(元日本歯科大学教授)のみで、私は20年以上の稲葉繁先生の研修で学ばせていただいております。また、余談ですが、息子は稲葉歯科医院に勤務しております。
当医院では歯がなくてお困りの方には、自信をもってこのドイツ式部分入れ歯治療をオススメしております。本当に大丈夫かなと思われましたら、一度ご相談いただければと思います。また、相談にいらっしゃられた時に、メインテナンスで過去治療された患者様がいらっしゃることもございますので、治療後どうなのかを直接聞いてもらうようにすることもございます。これが治療を選択する上でかなり参考になるかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
宮城入れ歯・義歯専門外来
(宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)