テレスコープ義歯には3種類以上あり、その1つがコーヌスクローネです。このコーヌスクローネだけが有名ですが、歯の残り方によってはこの入れ歯では対応できません。
なので、当医院ではテレスコープ義歯の3種類を歯の残り方に応じて使い分けて治療をさせていただいております。
コーヌステレスコープ(コーヌスクローネ)、リーゲルテレスコープ、レジリエンツテレスコープの3種類を使い分けしますが、他にもパラレルテレスコープ、アンカーバンドクローネなどもあります。
例)リーゲルテレスコープ
きちんとドイツ式のテレスコープ義歯について深く学ばれていらっしゃる先生でしたら、歯の残り方で選択するテレスコープ義歯が異なってきますので、有名なコーヌスクローネ以外のレジリエンツテレスコープやリーゲルテレスコープのような治療をされていると思います。
日本でもこのテレスコープ義歯を正確に教えている先生はとても少なく、様々なテレスコープ義歯を細かく教えている先生となるとIPSG代表の稲葉繁先生(元日本歯科大学教授)くらいかと思います。
参考:IPSG研修会
余談ではありますが、私の息子はこの稲葉繁先生が顧問をしている東京にある稲葉歯科医院に勤務しており、IPSGの理事をさせていただいております。
私もIPSGの会員になって20年になりますが、それから今までドイツ式部分入れ歯で治療をさせていただいております。いろいろな部分入れ歯があり、いろいろと学んではきましたが、このドイツ式部分入れ歯のように「一生一義歯」のようにはなかなかいかないかと思います。
例えば、支えている歯などが歯周病で悪くなっても、修理をすればそのまま使えるというような半永久的な部分入れ歯は他にはないかと思います。こういった時、他の入れ歯の場合、また新しく部分入れ歯を作り直しかと思います…
また、当医院ではドイツ式入れ歯治療はもちろんの事、北欧式歯周病治療と予防、ドイツ式小児矯正治療(機能矯正治療)、分子整合栄養医学など包括的な治療をさせていただいております。
田舎だから歯科医療も適当でいいわけがありません、田舎でも東京と同じレベルの、”いや、それ以上のレベルで治療をする”という思いで日々研修会に参加し、1つでも患者様のお役に立てればと思っております。
少し熱くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。