インプラントはしたくない、けれど長くもつ入れ歯治療がしたいと悩んでいらっしゃる方や、入れ歯は合わなくなればまた作り変えるものと言われてこられた方が多くいらっしゃるかと思います。
当医院で行っている、ドイツ式入れ歯治療は修理をしながら長くお使いいただけます。そして、入れ歯特有のバネがありませんので、支えとなっている歯に負担がかかりにくく、見た目もきれいに仕上がります。
入れ歯というと、どのようなものでも合わなくなったら作り直しになります。また、自費治療のバネの付いた入れ歯や柔らか素材で出来た入れ歯も支えている歯が抜けてしまえば作り変えです。
しかし、ドイツ式入れ歯(コーヌスクローネ・コーヌステレスコープ)は修理をすることを前提に作られていますので、万が一、支えている歯がダメになったしまったとしても、基本的に修理をしながら長くお使いいただけます。この入れ歯治療を行ってから20年になりますが、長くお使いの方ですと20年間同じ入れ歯を修理しながらお使いいただいております。
20年もお使いいただくと、入れ歯というよりご自身の体の一部とお感じのようです。そう思っていただくのは、本当にうれしいいことです。
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ここで余談ですが、コーヌスクローネ(コーヌステレスコープ)はなぜ他の歯科医院で行っていないのですか?とよく聞かれます。
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なぜかと申しますと、以前コーヌスクローネは日本では良くやられていたのですが、多くの歯科医院では入れ歯の作製方法がドイツで行われている本来の方法ではなく間違った方法での作成が行われるようになってしまい治療をしても長くもたないという結果になっていました。そのため、日本ではすたれてしまい今ではインプラント治療が第一選択になってしまいました。
しかし、インプラント治療も予後が悪い、手術が怖いなどといったことで入れ歯治療がまた見直されてきました。
当医院では20年前からIPSG稲葉繁先生のもとドイツ本国で行われている正統派の入れ歯治療を行っています。そのため、今まで治療をしてきてすぐに入れ歯がダメになるということはありません。患者様からいただいた声をご覧になっていただければお分かりかと思います。
高度な入れ歯治療ですが、手間暇かけ治療していけばとてもすばらしい治療です。
また、この高度なドイツ本国と同じ方法でドイツ式入れ歯を作製するのはとても難しい技術で特殊な機械も必要です。そのため、日本には正統派のコーヌスクローネを作製する技工士の先生は数人しかおりません。その1人が当医院には常勤しております。
技工士が数人しかいないくらい高度な技術ですので当然、このドイツ式入れ歯を作製できる技術をもつ医院もおのずから限られてきます。型取りをしてすぐ出来る入れ歯ではなく、咬合器という器械を使ったきちんとした噛み合わせの知識やその他の多くの歯科知識が必要となる高度な技術のため、歯科医師が学んでもすぐに出来るという技術ではありません。そのため、爆発的な流行りのある治療ではございませんが、医療先進国ドイツで120年以上の歴史があることを考えても、確かな治療であることは間違いありません。
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話は戻りますが、コーヌスクローネ(コーヌステレスコープ)は4本以上の健康な歯が残っている方に適応します。3本しか歯がないという場合は、同じテレスコープシステムの中にあるレジリエンツテレスコープという入れ歯になってきます。
歯の本数や状態により、テレスコープシステム(コーヌステレスコープ・リーゲルテレスコープ・レジリエンツテレスコープ)を使い分けして治療を行っております。
自分はどのタイプの入れ歯なのかお知りになりたい場合は、無料相談も行っておりますのでお気軽にご連絡ください。