うちの子どもの歯並びが心配と思われていましたら、是非お読みになってください♪
いきなりですが、歯を抜かない子どもの歯並び治療には二つのステップをふまなければなりません!!
ステップ1では、後から生えてくる大人の歯は子どもの歯よりも大きいので、5歳~12歳ころには大人の歯が生えてきても大丈夫なぐらい顎を成長させる治療やトレーニングをします。
最近、食べのものが軟らかくてよく噛むということが少なくなくなってきました。また、赤ちゃんのころに哺乳瓶を多用しているので正しい舌の使い方をしていないことなどが原因で鼻呼吸ではなく口呼吸の子が目立ちます。
こういったことが原因となって正しく顎が成長してこなくなるのです。そのため、後から生えてくる大人の歯が生えるスペースがなくなってしまい、抜歯をしないと矯正治療ができないということになってきてしまいます。
そのため、ステップ1では正常な顎の成長を促す治療を行っていきます。この治療は基本的には夜だけはめて痛くない取り外しのできる矯正装置を使って治療をしていきます。この段階で、お口の周りの筋肉が異常に緊張していたり、舌の変な使い方をしたりしている子の場合は正常に戻すトレーニングを併用していきます!
矯正装置はバイオネーター、ビムラー、マイオブレイス、トレーナーシステムなど様々な装置がありますが、お子さんの状態に合わせて使っていきます。当医院で使っている装置は機能矯正装置といって、無理やり骨を成長させる装置ではなく、あくまでもその子の潜在能力(その子の唇の力や舌の力など)で骨を成長させていく装置しか使いません。
こういった矯正装置を入れることにより顎の成長が促されて、大人の歯に生え変わったときに綺麗に並ぶスペースが出来上がり、自然な状態の歯並びが出来上がるので、多くの場合このステップ1で満足されるかと思います。
ただし、ステップ1で満足しない場合は、ステップ2の治療が必要になります。
ステップ2では、ワイヤーを使った矯正治療になります。こちらは固定式の矯正です。痛みもあります。しかし、ステップ1できちんと顎が成長されていればすんなりと綺麗に歯が並んできます。
ここで問題なのは、5歳~12歳の時に正常な顎の成長がなされているかいないかということです。顎が正常に成長してくれていないと、抜歯をする矯正治療などをせざるおえなくなります。最悪なケース、顎切りをする矯正になる可能性もあります。
こういったことのないように、ステップ1の治療(顎の成長を促す治療)は必ずお子さんが小さいときにしておいてあげてください!
今、本格的な歯並び治療をしようと思わなくても(ステップ2のワイヤーでの治療が必要ないと思われたとしても)、顎の成長を促す治療だけでもしておいてあげることで、将来お子さんが働き始めてご自身で歯並びを治そうかなと思われた時、簡単にきれいに歯を並べる事も出来る様になります。
顎を成長させる治療は5歳~12歳が良く、その年を過ぎてしまうと無理になってきてしまいます。タイミングを逃してしまうと出来ない治療でもありますので、一生後悔しない様に、お子さんが将来、歯で悩まない様にしてあげていただきたいと思います。
無料相談を行っておりますので、うちの子は大丈夫かなと思われましたらお気軽にご連絡ください。