本日は先週行ったIPSG咬合診断実習の後半の研修会のお手伝いをしてきました。
本日は噛み合わせをみる咬合器という器械を使って、噛み合わせの診断や調整方法を受講生の先生方に学んでいただきました。
当然、歯科医師なのだから噛みあわせの診断や調整方法を知っているものだと多くの方は思われるかも知れませんが、大学では習いませんので、日本のほとんどの先生方は何となく独自の方法で噛みあわせの調整してしまっているのが現状です…
そこで、今回の実習ではきちんとした知識に則った噛みあわせの調整方法(ギシェー法やスチュアート法など)について学んでいただきました。
きちんとした噛み合わせの診断や調整法に則って治療をしないと、治療をしてもすぐに歯が悪くなる、高いかぶせ物をしたのにすぐに取れてしまう、噛み合わせが悪くて頭痛がするなどいろいろな不具合が出てきてしまう可能性が高まってしまいます。
特に、保険外の治療をされる場合はきちんと噛み合わせをみる咬合器という器械に付けて治療を行って行くことがとても大切です。
咬合器の使い方や噛み合わせ診断や調整の方法について本日の実習では受講生に学んでいただきましたが、明日でいよいよ長かった4日間実習も終わりになります。
今回受講された先生方の患者様がよりよい治療が受けられる手助けになればと思いますので、明日も先生方のサポートを頑張ってしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)