上下総入れ歯で“食事の度に入れ歯安定剤を使わなくていけない”というお悩みで当医院にご来院いただくことがあります。
総入れ歯でお困りの方は本当に多いと思います。特に入れ歯安定剤の悩みはよく聞きます。
入れ歯安定剤のお悩みとしては…
・ベトベトするから気持ち悪い
・毎回使うので不便
・お口の中が常に違和感
・衛生的に保てない
など色々とございます。
当医院のドイツ式部分入れ歯や総入れ歯は基本的に入れ歯安定剤を使用することはございません。
上下総入れ歯の場合も一緒で、きちんとした知識と方法で治療することで吸着する総入れ歯が作製可能です。
また、当医院では噛み合わせも重視いたしますので、噛み合わせを調べる器械も用いて総入れ歯を作製しております。
噛み合わせの器械についた、完成一歩手前の総入れ歯
※写真では歯茎が赤いですが、完成の時は歯茎と同じピンク色になります。
当医院ではシュトラックデンチャーという総入れ歯を採用しております。シュトラックデンチャーは総入れ歯で有名な稲葉繁先生(日本歯科大学元教授)が海外(ドイツなど)で学んでこられた方法です。
稲葉繁先生が推奨するこの方法は全国の歯科医師が集まる今年の顎咬合学会という5000人規模の大きな学会でも総入れ歯治療法のメインとして講演されておりました。
私もこの方法で総入れ歯治療をして、20年にもなりますが、入れ歯安定剤を使用しなくても食事ができるととても喜ばれております。
ご自身やご家族の方が総入れ歯で困っていて、入れ歯安定剤を使う生活を終わりしたい、させたいと思われましたら、一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。