本日は毎月参加させていただいている機能矯正研修会です。
今回は上顎の成長が悪いお子さんの成長を促す機能矯正治療 フェイシャルマスクについての研修会です!
お子様の上の顎の成長が悪く、放っておいてしまうと様々な悪影響が出てきてしまいます。
例を上げさせていただきますと…
1.横顔が三日月のような形になってしまう
2.咽頭扁桃(アデノイド)や口蓋扁桃が肥大してしまう可能性がある
3.口呼吸になってしまう
4.口呼吸の問題から健全な体の成長が阻害されてしまう
5.口呼吸の問題から歯列不正やむし歯・歯周病になりやすい
6.口呼吸の問題から現在もしくは将来、
睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高まる
7.口呼吸の問題から、いびきや目の下にクマがある
など
今あげさせていただいた他にも様々な悪影響があると言われております。
お子様の将来を考えれば、上顎の成長の不足があれば早いうちに治療をなさることをオススメ致します。
健全な上顎の成長を促すことで、下顎も健全に成長することが出来ます。それにより、呼吸の問題、歯列の問題はもちろんのこと、顔の問題まで改善することが出来る様になります。
しかし、健全な上の顎の成長を促進させるのにも最適な年齢がございます!
それは子供の成長のピークを向かえる前の5歳~12歳です。
この時期において正常な上顎や下顎の健全な成長を促すことが、歯並びや顔立ちのコンプレックスを解消させ、将来のむし歯・歯周病予防や睡眠時無呼吸症候群の予防につながります。
子どもの時にきちんとした顎の骨の成長がされていないと大人になってからの歯並びの治療は大変だと思います。ほぼ抜歯の必要な矯正治療になってきてしまいます。そしてその治療がもとで呼吸に問題(睡眠時無呼吸症候群など)が出てくる場合もございます。
大人になってから睡眠時無呼吸症候群の根本的な治療をしようとするととても大変な治療になってきてしまいます。今現存する治療はその大変さから、ほとんどが対症療法といって、根本的な治療をするのではなく、一生マウスピースをはめて寝たり、CPAPといって毎日寝ながら酸素が出るマスクをして寝たりすることになってしまいます。
”もしかしたらうちの子どもの上顎の成長が悪いかも!”と感じられましたら、一度ご相談いただければと思います。模型やレントゲンできちんと診断をさせていただき、今後の対処法などをご提案させていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。