YM療法についてのお話を一昨日、昨日とさせていただきましたが、本日はYM療法とプロバイオティクスについてお話させていただければと思います。
YM療法については一昨日、昨日のブログをご覧いただければと思いますので、ここでは割愛させていただきます。
(参考)
・一昨日のブログ
・昨日のブログ
また、プロバイオティクスとは何と思われるかと思います。簡単に言うと、お口の中の菌(善玉菌 悪玉菌 日和見菌)のバランスを整えるために善玉菌を補菌してあげることをいいます。以前、プロバイオティクス治療のバクテリアセラピーについてのブログをお書きしましたので参考になさっていただければと思います。
(参考)
・歯周病の予防と治療 ”第2話 北欧式 バクテリアセラピーによる、むし歯・歯周病予防”
話は本題に入りますが、YM療法の研修会において、全員の受講生がYM療法を体験するのですが、参加した私と当医院の衛生士は歯と歯茎の溝から膿が全くでませんでした。つまり、歯周炎にも歯肉炎にもなっていませんでした。周りの受講していた先生やスタッフは年齢を問わず、膿がでておりました。
YM療法を行っていただいた先生からは、
「お二人とも免疫が高いのですね」
と言われましたが、私と当医院の衛生士の日頃の歯周病予防(自宅でのケア)がいい結果をもたらしたのだと私は思います。そして、その共通点はバクテリアセラピー(毎晩タブレットをなめるだけ)を二人とも行っているということです。
バクテリアセラピーに用いるタブレット
そもそも、お口の中の菌(善玉菌 悪玉菌 日和見菌)のバランスが崩れることにより歯肉炎や歯周炎になります。なので、そのバランスが崩れない様に善玉菌を補菌してあげるバクテリアセラピーを行うことにより、歯肉炎や歯周炎を予防できます。
もちろん、すでに歯周病でお困りの方の場合は、当医院のむし歯・歯周病予防プログラムとYM療法を行い、歯周病菌のコントロールと免疫の向上をさせることが大切です。
治療後はご自宅でのバクテリアセラピーを用いたセルフケアと定期的な歯科医院でのクリーニングをすることが、よりは長くご自身の歯を保っていける秘訣です。
歯周病治療や予防をしていこうと思われましたら、一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。