歯周病になる原因について簡単に少しまとめてみました。
当医院では歯周病の原因は“感染・咬合・全身関連の3つの悪影響”で起きてきますと患者様にお伝えしております。
もしよろしければ、自分はどこが原因で歯周病になってしまったのかを考えながら読んでいただければ、ご自身が歯周病になってしまった原因が多少ご理解できるかと思います。
まずは感染についてですが…
これは多くの方がご承知の通り、歯周病菌によって歯周病になります。また、カンジダ菌も歯周病をさらに悪化させてしまう原因菌です。感染の対処法としては、歯周病菌とカンジダ菌のお口の中の菌の数を減らす治療とご自宅での口腔ケアです。
次に、咬合についてですが…
歯周病と噛み合わせは一見関係ないと思われる方がいらっしゃるかと思います。しかし、かなり関係しております。噛み合わせや歯並びが悪いことにより、歯ぎしりなどである特定の1本や数本の歯に力の負担がかかってしまう事により、その歯から歯周病により、または歯周病のような症状にない歯がグラグラしてきます。この場合の対処法ですが、歯が無い場合は入れ歯や差し歯治療をし、噛み合わせを整えるという治療がとても大切です。
次に全身関連についてですが…
歯周病の原因となる生活習慣や全身的な原因は様々ございますので、例を少しあげさせていただきますと、
・喫煙
・ストレス
・女性ホルモンの変化
・食生活の乱れ
・糖尿病
・口呼吸
・加齢による免疫の低下
など
と他にもいろいろとありますが、こういった全身に関わる原因で歯周病になることがございます。
そして、全身関連で歯周病が悪くなっている場合は、感染や咬合の治療だけでなく、全身の健康を考えた歯周病治療を行っていく必要があります。
以上、3つの点を考慮しながら歯周病の治療を当医院ではさせていただいております。
歯周病治療をしているのになかなか良くならない、などいろいろなお悩みがございましたら一度ご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。