9月7日の研修会レポート ”咬合診断の研修会”と”子どものための機能矯正研修会” 佐藤歯科矯正歯科医院 (宮城県 亘理郡 岩沼市 仙台市)

 本日は院長とその娘(姉)は機能矯正の研修会、私(佐藤 孝仁)はIPSGの咬合診断研修会のアシスタントとして研修会に参加してまいりました。
 明日、機能矯正研修会に参加した内容をご紹介させていただければと思います。
 今日は、「咬合診断の研修会」のご紹介をいたします。
 なぜ、むし歯や歯周病になって歯を失うのだろうと疑問に思われる方はいらっしゃいますでしょうか?
 多くの方はむし歯菌や歯周病菌が原因でしょ!と思われるかもしれません。
 しかし、それだけではありません!
 歯の病気になる原因は、「感染と力」の2つが影響していると言われています。
 ”感染”というのは先ほどのむし歯菌や歯周病菌による感染です。
 “力”というのは「噛み合わせ」のことです。
 噛み合わせが悪いことが歯の病気を起こす原因の1つですので、それを知らずに治療をされている先生ですと、いくら感染予防だけをしても、むし歯や歯周病が良くならないという方もいらっしゃいます。
 そして、噛み合わせの状態を把握し、歯の病気になりにくい治療するために必要な診断を”咬合診断”と言います。
 佐藤歯科矯正歯科医院では噛み合わせをみる半調節性咬合器という器械を用いて噛み合わせを診断(咬合診断)し、部分入れ歯治療や差し歯・ブリッジ治療、歯周病治療などを行わせていただいております。
 もちろんのことですが、むし歯菌や歯周病菌のコントロールをする感染予防にもかなり力を入れさせていただいており、北欧式の予防システムを取り入れさせていただいております。
 私はIPSG包括歯科医療研究会の理事・アシスタント等をさせていただいておりますが、まだ咬合診断を行って治療をしたことがないという先生方などのサポートをさせていただいております。今回の研修でも20名定員のところ23名もの先生方にお集まりいただきました。
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 噛み合わせを学ばずに治療をすることへの限界を感じ、咬合診断の重要性について多くの先生方が気づき始めているのかも知れません。
 ※信じられないかと思いますが、大学では”噛み合わせ”についてほぼ学ぶことはありません。そのため、私達歯科医師は大学卒業後に研修会等で勉強をしないと噛み合わせを学ぶ機会がないのです。
 佐藤歯科矯正歯科医院では20年以上も前から噛み合わせを考えた歯科治療を行っております。
 これからも最善な医療を提供できるように日々研修会に参加し、当医院での治療や予防が患者様のお役に立てればと思っております。
 
 また、多くの歯科医師の先生方に噛み合わせについてきちんと学んでいただき、1人でも多くの全国の患者様に喜んでいただけるよう先生方へのサポートなどをがんばっていきたいと思います。
 明日は、院長が参加した機能矯正研修会のご紹介をさせていただければと思います。
 最後までご覧いただきありがとうございました。

 
 

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